アマチュア無線

 開局は、かれこれ半世紀ほど前のこと。
主にTS-520Xと逆Vアンテナで、7MHzと21MHzに出ていた。
しばらく遠ざかっていた間に、パソコンとリグを繋いで比較的簡単に外国局とデータ通信が可能に!
 交信中の局が世界地図に表示され、電波の飛び具合までわかるような時代・・・
なんとか浦島太郎状態から抜け出し、自分も海外の局と交信したい・・・という思いから一念発起で上級免許を取得。

リグとアンテナを刷新して、免許の変更申請も無事完了。
こうして準備を整えて、なんとかFT8の世界へと滑り込んだのであります。

固定局/移動局
モード 現在はFT8運用が主(ゼロから始めるFT8)(いまさら聞けないFT8運用の始め方と応用
リグ FTDX10(固定局用)/IC-7300M(移動局用)・・・他
バンド 主に14MHzとワークバンド
アンテナ UHV-10(COMET)/ツェップアンテナ/HFJ-350M・・・他
ソフトウェア
(フリーソフト)
さくら時計(必須。ほかのソフトでも可)(Vectorのページはこちら
   パソコンの時計を正確にUTC時刻に合わせる必要がある
WSJT-X(必須)(ユーザーズガイド作者のページはこちら
   FT8でデータ通信をするために必要なソフト。
JT_Linker(作者のページはこちら
   交信したデータをeQSL、LoTW、Turbo HAMLOGに送信してくれるので便利
Turbo HAMLOG
   いろいろな機能が備わっているパソコン版の無線日誌。超便利。
N201_1010p
   Turbo HAMLOGを参照し、CQを出している局との交信の有無を表示してくれる
   (Turbo HAMLOGにも、JT-Get'sという似た機能が備わっている)
QSL eQSLLoTWQRZ.comhQSL (JARLビューローは2023・8以降非会員)
交信状況 国内局=のべ500局程、国外局=のべ1350局程(約60か国)と交信(2023年6月22日現在)
1分程度の交信。外国語が話せなくてもOK。短時間で多くの局と交信できるのが魅力。
一局と交信終了後、外国局から呼ばれる(アクセス)されるとテンションがあがります!
我が家からは、中国・インドネシア・アメリカ・オーストラリアが比較的多い。
同じ局と異なるバンド(周波数)で繋がることも多々あります。

QRZ.comでAWARDを取得することもできます。
QSLカード交換(交信の証)で、絵葉書のようなカードを見るのも楽しい~♪
移動用のアンテナとして「HFJ-350M仕様」(COMETのホームページから)
 移動用  3.5/7/10/14/18/21/24/28/50MHz マルチバンド 移動用 (全長 最大1.92m)
 価 格 13,200円 (税込)
 周波数 3.5/7/10/14/18/21/24/28/50MHz ※アース(カウンターポイズ)が必要
 ※別売の HFJ-L1.8/1.9 (周波数拡張コイル) を取り付けることで 1.8MHz,1.9MHz帯に対応
 ※別売の HFJ-2m (周波数拡張コイル) を取り付けることで 144MHz帯に対応
 アンテナタイプ 1/4λベースローディング ロッドアンテナ
 ※別売の HFJ-2m (周波数拡張コイル) 取付時1/2λノンラジアル ロッドアンテナ
  インピーダンス  50Ω
  耐入力  100W(PEP) 3.5MHzは75W(PEP)
  全 長 ・本体 370mm~1665mm
・別売のHFJ-L1.8/1.9 (周波数拡張コイル)取付時1920mm
・別売のHFJ-2m (周波数拡張コイル)取付時1100mm
 質 量  260g (3.5MHz拡張コイル取付時)
405g (別売のHFJ-L1.8/1.9拡張コイル取付時)
  特 長 ●移動用に便利な収容時にコンパクトにまとめられる。分割構造を採用。
●ショートプラグで簡易に周波数変更が可能な構造。
●カウンターポイズ用端子を付属。
超短縮アンテナの調整は非常に厄介でした。できれば、アンテナアナライザーを使うことをお勧めします。
当局は、ローカル局からお借りして調整しました。
それでも調整の都度アンテナ(UHV-10)の上げ下ろしで筋肉痛になりましたけど・・・。
効率よくSWRの最良点を探すことができるので、これがあるとないでは大違いです。

移動運用を前に【HFJ-350M】の調整をしてみました。
ロッドアンテナを周波数に合わせて調整した上でのSWR値です。

 ★【自宅2階ベランダの手すりに設置(地上高5m程度)】<快晴>
<HFJ-350M+MAT50(マグネットアース)> 
 周波数 ロッド長   SWR
 3.5  ー 計測せず
 7.071  80cm 2.0
 10.136  90cm  1.8
 14.074  70cm  2.3
 18.100  91cm  1.9
 21.074  59cm  1.7
 24.915  41cm  2.0
 28.074  87cm  1.5
 50.313  96cm  1.6

屋根を拭いてMAT50を吸着させましたが、SWRが思っていたより高い!
 ★【自宅前自家用車屋根(地上高2m程度)】<曇り>
<HFJ-350M+MAT50(マグネットアース)> 
 周波数 ロッド長   SWR
 3.5  ー  計測せず
 7.071  86cm 3.2
 10.136  96cm 3.4
 14.074  73cm  2.9
 18.100  98cm 2.3
 21.074  63cm  2.2
 24.915  31cm 2.4
 28.074  112cm  1.7
 50.313  95cm  1.4

やはり、長さのあるカウンターポイズだとSWRが下がります。
 ★【自宅前道路設置(地上高0m程度)】<晴>
<HFJ-350M+5m×5本(カウンターポイズ)> 
 周波数 ロッド長   SWR
 3.513 92cm 1.5
 7.071  75cm 2.4
 10.136  96cm 1.8
 14.074  73cm 2.0
 18.100  98cm 1.31
 21.074  67.5cm 1.12
 24.915  40.5cm 1.20
 28.074  97cm 1.15
 50.313  85cm 1.39
カウンターポイズを広げられる見晴らしの良い場所が見つかれば、移動
運用も楽しくなりそうです。あとは、アンテナの性能がどのくらいかが
気になるところです。